・神社の正しい参拝方法を紹介
御朱印を集めるのが趣味で休日には地元の神社を周ったり、連休には少し遠出をして神社を周っている筆者が、神社参拝をするようになった時に、悩んだのが参拝時のルールがよく分からないということでした。
なので、今回は筆者が実際に参拝時に注意していることや、調べたルールを紹介したいと思います。
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①正しい参拝方法
このブログを読んでくださっている皆さんは、神社に参拝するにあたって神様への、お願いや感謝を祈願するのだから、丁寧な作法、正確な作法が知りたいと思って読んでくださっていることと思います。
しかし、神社の参拝に厳格な決まりはありません。
敬意や感謝の念を表し方は人それぞれであり、一番大切なのは心を込めてお参りすることです。
なので、基本の作法や、豆知識、筆者が特に注意していることを書いていきたいと思います。
②鳥居の役割
まずは、神社の入り口にあたる鳥居の役割と、通る時の注意点です。
鳥居には、神社の内と外を分ける役割を果しており、鳥居の内側は神様の領域であることを示しています。
この為、鳥居をくぐる時には一礼して入り、出る時も本殿に向かって一礼するのがいいでしょう。
筆者は合わせて、目上の人に会う前のように服装の乱れがないよう気を付けるようにしています。
③参道の歩き方
参道の中央は「正中(せいちゅう)」と言われています。
この正中は神様の通る道とされています。
この為、中央を避け左右によって歩くことがいいとされています。
また、横切る時には、軽く一礼したり、中央で神前に向き直って一礼したりすることで敬意を表すこともできます。
④手水舎で手と口を清める
拝殿などのお参りする場所に近づくと、手水舎(てみずや、ちょうずや)があります。
ここには、水でみそぎをして、「心身を清める場」という意味があります。
正直に言って筆者はこの手水舎での手順がなかなか覚えられず慣れるまでは、頭で逐一手順を考えながら作業していました。
しかし、慣れてきた今だから思うのですが柄杓(ひしゃく)に直接口をつけるなどの周りの人が不快に思う行為をしなければ問題ないのではないかと考えています。
ただ、今回は参拝の方法を紹介させて頂いているので手順を説明していきたいと思います。
1、ハンカチなどを準備(取り出しやすいようにしてください)してから、右手で柄杓を持ち水盤(きれいな水が溜まっているところ)に洗った水が戻らないようにしながら左手を洗う。
2、左手に持ち替えて右手を洗う。
3、右手に再度持ち替え、左手に水を受け口をすすぐ。
(この時に柄杓を直接口に着けないようにしましょう)
含んだ水を吐き出すときは膝を軽くかがめ水が飛び散らないようにします。
正直、水の状態や柄杓をたくさんの方が使用していること、また感染症の不安など口に含むのが不安になる方もいると思いますのでその場合は口をすすぐことはしなくてもいいでしょう。
(1~3の工程で使用する水はひしゃくの1/3を目安に使用しましょう。少し残るようにすると次の4の工程まで一回で完結させられるので意識してみてください)
4、柄杓を立てて、残った水が持ち手を流れるようにして柄を洗う。
5、元あった場所に伏せて戻す
以上の5工程を1杯の水で済ませるのが良いとされています。
慣れないと大変そうですよね。
ですので、筆者としては、手と口を清めることと、周りの方に迷惑を掛けないという点を守っていればそこまで手順にこだわる必要はないのではないかと考えています。
⑤拝礼の仕方
まずは、拝殿の前に立ちお賽銭箱の上に鈴がある時は鈴を鳴らします。
鈴を鳴らすことでその音色で参拝者を祓い清めるという意味があります。
その後に、気持ちを整えお賽銭を入れます。
次に拝礼になります。
現在のお参りの基本作法は二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)が現在の基本作法になっています。
1、一度姿勢を正し、深いお辞儀を二回行います。
2、胸の高さで、右手を少しずらして手を合わせます。
そして、肩幅程度に両手を開き、二回打ちます。
3、手をきちんと合わせて心を込めて祈りましょう。
4、深いお辞儀をします。
神社によっては、拍手の回数などが違うところがあるかもしれません。
また、やり方を掲示板で教えてくれる神社もありますので、ある場合はそれに倣うようにしましょう。
筆者は以前にお祈りする時には心の中で名前と住所を伝えてから日頃の感謝や願いを伝えるといいというのを聞いてからそのように行うようにしています。
ただし、これは筆者が聞いた話で、正式な作法とされているものではないので、必ず行う必要はありません。
⑥まとめ
神社の参拝に正式な作法というものはありませんので、第一に神様への敬意をもって参拝するようにしましょう。
手順を簡単にまとめると卯木のようになります。
1、鳥居をくぐる時には軽く会釈をし、気持ちを引き締めてから境内に入りましょう。
2、参道を歩く時には中央ではなく両端によって歩きましょう。
3、手水舎では水で心身を清めましょう。
4、賽銭箱の前に立ったら鈴を鳴らし、お賽銭箱にお賽銭を入れましょう。
5、二礼二拍手一礼の作法で拝礼し、会釈をしてから拝殿前から退きま。
以上が一般的に良いとされている手順になります。
是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。